受賞法人詳細
企業名 | 株式会社もりもと | |
所在地 | 大阪府 | |
ホームページURL | http://www.morimoto.co.jp/ | |
事業内容 | 業種 | 小売業 |
設立(西暦) | 1965年 | |
資本金(万円) | 1400万円 | |
売上高(百万円/年間) | 1800百万円 | |
従業員数 | 41 人 | |
成功のキーワード | 携帯電話による検索、集客、購入システム 酒販店のIT化 | |
取組内容 | 概要 | 本事業は、規制緩和により競争激化をたどる酒販業界において、ITを利用した新しい対顧客サービスシステムを構築し、お客様により利便性の高い、新たな販売手法と顧客の囲い込みを目指すものであります。 具体的には、これまでの受注方法-御用聞き、電話・FAX、来店等-にきわめて普及率の著しい掲帯端末という新たな販売チャネルを加え、これまで行ってきた配達機能をフル活用し、原則即日配達する。 また、携帯端末を利用して来店顧客のポイント付与等新しいサービス提供を行うことにより、地域顧客の確実な囲い込みと来店効果の向上を同時に達成させ、地域に根ざした酒販店の活性化を行う事業であります。 |
効果 | 本システムの導入により、コンテンツの利用者に対し独自価格の設定その他の新サービス提供が可能となり、ディスカウントショップ等に対して価格面での対抗が可能となります。 またコンテンツで注文・自宅への即日配達という仕組みはコンビニエンスストアに勝る利便性を提供するものであり、上記の2点により、規制緩和後の対抗勢力に対し競争力を強化することができます。 さらに、酒販店は従来の受注方法に加え、掲帯端末という新たな販売チャネルを得ることができ、その上認証機器を活用したポイントサービスによる来店効果の向上が期待されます。 上記の2点は地域の顧客の徹底的な囲い込みを実現するものであり収益の向上だけでなく、酒類販売の仕組みそのものに大きなインパクトと利便性を与えます。 |
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背景 | これまで、酒類小売店は、免許制度の下に保護されてきたが、相次ぐ規制緩和により酒販業界の競争は激化の一途にあります。 それに伴い地域の伝統的な酒販店は、大型ショッピングセンター、ディスカウントショップ、コンビニエンスストア等との競争を余儀なくされております。 こうした状況の中で、従来の酒販店は地域の顧客を確実に囲い込む必要があり、その方法を模索しておりますが、決定的な解決策がなく、新たな販売手法の導入と対顧客への新しいサービスの提供が求められているのが現状です。 |
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システム概要 | ユーザーはモバイルコンテンツにおいて、酒質・味・色・産地など、様々な条件を入力することによりデータベースから該当する商品の情報を瞬時に取得でき、またそのまま購入することができます。 購入された商品は原則即日配達を行うことによりユーザーに決定的な利便性を与えることができます。 また、当システム導入前より取引のあった既存得意先様にも過去の購買履歴商品が画面表示され、数量のみ入力で簡単に発注していただける工夫をしています。 さらに、従来インターネット上の効果を現実の店舗への集客へ結びつけるところに大きな課 |
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その他特徴 | 本システムは、コンテンツを通した新たな販売チャネルの確立・認証機器を活用した顧客の囲い込みといった酒販店のIT化と、御用聞きと配達といった伝統的な酒類販売の手法の融合がビジネスモデルを極めて特徴的なものとしております。 また、単なる商品の販売にとどまらず、商品に関する情報を配信することにより酒類を初めとした「食」に対する利用者の知識・関心を高めるといった、食文化に対する貢献度も極めて高い事業であると考えております。 |